転職奮戦記        

 30数年勤めた会社をちょっと早めの退職決断した! なぜ、その決断にいたったか?これから何をして生きていくのか? 新たなライフスタイルを作るため色々なことに挑戦していきたい。これから起こる時々の出来事を綴っていきます。

これからの仕事として出来るかどうか?
在宅業務 インターネット在宅サポートの資格(CAVA)を取って働こうと思ったが無理だった
稲作農業自給自足農業 田んぼは2015から農業法人化した事により組合経営となった。私ともう一人が主な作業者。自宅では主に畑作物(野菜)を栽培し自給したり一部は直売所で販売。
園芸農家林業の奨め 耕作地が確保できず。今のところ将来の目標(夢)
人材派遣仕事 今までのスキルを生かす仕事、高校の教員OA補助→高校の舎監業務へ→他の仕事と兼務できず終了
IT関連の仕事 CATVの配線工事の仕事とパソコン教室のインストラクター→某通信会社の営業業務契約社員→退社(今後はサードライフ)
社会的貢献活動 グラウンドワークインターンシップの三島研修(地域社会雇用創造事業:内閣府)をトリガーに私のライフワークの1つとして取組めるかどうか模索します 
早期退職決断に至った経緯
1.ライフプランなるもの
 私の勤めていた会社は、まあ、大企業だったためライフプラン研修なるものが存在した。
ある年齢に達した時々にこれからの人生設計をどう作っていくか給与や貯金、生活費、子供の成長に伴う必要経費等々を年齢に合わせてどう計画していくか考えるのである。
 私も43か44歳ごろ受講した。3男が大学を出るまでは頑張らなければ!!とその時のライフプランでは考えていたと思う。
その3男は気丈にも「俺は大学へは行かん。高校をでたら就職するから」と涙が出るようなことを言ってくれた。「大学へ行かんでも自分の希望する職業へ就く自信がある」と言うのである。 そうまで言うのにあえて反対は出来なかった。そうして本当に希望の会社へ入ったので私としては楽になったのである。
ライフプラン上で55歳を第二の人生のスタート(3男が大学を出る年)と考えていたがそのタガが外されたわけである。
今考えると想定のライフプラン研修はあまり役に立つものではなかったかも。(退職時どのくらいの退職金が出るか分かったのが役に立ったくらい)
2.決断に至る葛藤
 入社以来自動電話交換機の建設、保守、管理運営を仕事としてきた。
90年代初頭のバブル崩壊のちょっと前に出向となり東京のある会社でプライベートネットワークを構築する最前線の仕事に変わった。
この時から法人営業分野の仕事となり企業通信システム構築や其の分野の人材育成の業務に10年ほど携わってきた。
米子に転勤となり営業職となった。今までとはかなり違う仕事となり面白いところもあったが資質的には営業職は合わない。
ITバブルが弾け(日本的には携帯電話の普及、マイライン制度実施、インターネットの拡大発展)たことで情報通信分野は大変厳しい時代に突入しているのである。
面白いところを通り越して少し苦痛に感じるところも多々ある。(しかし、これはどこの業界・企業も同じだろうが)
固定電話の通話数は下がり続けている。通話料も過当競争で原価割れ状態。インターネットの普及・拡大でIP電話も出てきた。
@将来的に好転する兆しはないのである。
でも、しがみついていれば何とかなるだろうという淡い期待もある。もう数年で肩たたきの年だから
A肩たたきの年に辞めて何をしていくのか?広島や大阪にいるのなら第二就職先も考えられるが・・・・。
B私は中国山地の田舎から通わなければいけない。通勤出来るようなところに勤め口はない?!自分で探すしかない!

団塊の世代の私たちは皆んな同じような境遇だろう。
団塊世代でも私の年齢が最後の世代だ。その上の世代が既に目ぼしい働き口や仕事を作っているかもしれない。
C私たちの年齢層が辞めたときには主だった働き口はなくなっているかも(特に田舎は)。
D気力、体力がある内に仕事を見つけ、作り、軌道に乗せて行く努力をする方がおもしろいかも?
E年金もどうなるのか分からないから後20年は現役で働きたい

F私の実家は少しばかりの農業をやっている。年老いた母が何とかやっているが早くノウハウを得ておかないと引き継げなくなるかも?
というようなことを考えていると辞めてもいいか!!
という結論に至った訳である。
3.でもどうやって食っていくの??
これははっきり言ってわからん?まあ、少しだが実家で農業をやっているので食う米は何とかなる。
ここ数年前から「中高年の田舎暮らし」とか「自給自足の生活」、「退職後から始める農業」などという本がやけに目に付く。(私が気にしているからかな?)
何冊か読んでみるとまんざら餓死した人はいないようだから何とかなるようだ。今までのようなぜいたくな生活を止めればいいのである。少なくとも私には田舎に実家と少々の田んぼ・畑・山があるのだから。
4.どうせなら自分のやりたい仕事を楽しくやりたい
1つ目のやりたい仕事
いままで細々とベランダ園芸を楽しんでいたが今度は大地で自然を相手に楽しみたい。
悠々旅行記でニュージランド南島ドライブの旅を載せているが夫婦共(私が妻に感化された)ガーデニングが趣味でそういう仕事が出来るかを検討する意味で行って来た。
ニュージランドはイギリス風ガーデニングが各家庭で楽しまれており大変参考となった。特に気に入ったのはコニファー系樹木を使ったガーデンでそちら系の園芸農業が出来ないものかと考えている。
2つ目のやりたい?仕事
せっかくIT系の仕事をやってきて数十年。持っているスキルやノウハウを生かしたい。今まで故郷を省みずに来た。これからは地元のため?に少しでも役立てればと考えているが仕事にはならないかも。
3つ目のやりたい仕事
少しばかりの山があるが造林した山は荒れ放題。もっと手入れをしていかなくては!山林の育成と保護の取り組んでみたい。でもこれも金にはならない
4つ目の仕事
稲作農業である。これも田んぼがあるから仕方なくやらざるを得ないところで金儲けになる仕事ではない。

 60歳を期に契約社員を解消(退社)
 7年前に正式退社してのセカンドライフだったので今回の退社はサードライフ?への移行となった。
前回に比べ今回の退社決断はあっさりとしたものだった。1年毎の契約社員なので会社への未練もなく、仕事への執念もない。生活費を得るための仕事だった。再就職した時点で「60歳をエンド」と決めていた。ただ、上司からはかなり引き止められたが・・・。これからは家庭での時間を大切にしながら、私自身がやりたいことを楽しんでいきたい。
サードライフ計画
・納屋のリフォーム(石積み、木工室、温室、薪ストーブ)3年〜5年計画で完成させたい。
・納屋の周りの整備(花壇、菜園、果樹園、ビオトープ、ハーブ・グラス・コニファーガーデン、鶏小屋、石釜、焚き火炉)
・飼育(養蜂:日本蜜蜂、烏骨鶏)
・山林整備等(持ち山の間伐、雑木林再生化、炭焼き、ツリークライミング)
・自然農法(稲作を極力有機栽培に近い形に持って行きたい)
・海外旅行(イギリスの文化、アメリカorカナダの自然を楽しみたい・・・)