我が家の新築奮戦記
Chapter51.実施設計

3.実施設計図面が届いた!

1月24日(金)
実施設計図面が届いた。表紙を含めて34枚。
配置図及求積図、仕上げ表、部分詳細図、鋼製建具表、木製建具表、各部屋の展開図、壁量計算、伏図、電気設備図、照明器具表、バスユニット図、キッチンユニット図等である。
妻は明日の打ち合わせに備えて夜遅くまで内容を確認していたが私は内容が膨大すぎて検討する意欲が失せて寝てしまった。

1月25日()
設計事務所で蔵本さんから実施設計図面を説明してもらい疑問点等を確認した。今まで検討してきたので概ね納得のいくものであった。
帰ってから確認事項や、再度見つめ直して疑問点をまとめて整理してメールで送っておいた。
こういう点は後々問題となることがあるので打合せ議事録的にまとめておく方がいい。

1月26日()
13:30から山中社長の「価格の見える家作り2」出版記念講演会が“本の学校”であった。
オープンシステムの誕生秘話や保守的な建築業界に新しい改革の流れを作ることの大変さ等感銘を受けた。

2月5日(水)
一部の修正後見積もりへと進んでいく事となった。

2月7日(金)
出来るだけ地元の職人をという事で大工さんも近くのUさんをお願いしていたが都合付かなくなった。設計事務所の方で探してもらいH大工さんを紹介してもらう事とした。

2月27日()
蔵本さんから見積もりが出来つつあるとのメール有り
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近日中に見積もりの結果を報告できると思います。
確認したい事があります、助成事業の申し込みはされているでしょうか?
お済でしたら、通知の写しをまたお願いします。
助成事業の設計基準はバリアフリー対応にしないといけないようです、
つまり、タタミスペースの段差を無しという事です。
また基礎断熱の床下換気口はダメだそうです、
見積もりの結果がでましたら連絡いたします。
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4.数百万円の予算オーバーだ!!

3月5日()
午後設計事務所に行き見積もり明細を説明していただいた。
この明細は設計事務所が仮設工事から基礎、各種設備工事までの工程ごとに専門業者へ相見積もりを取り、安い業者を選び再度その業者と価格交渉をした結果のものである。
ここがオープンシステムの良いところなのだろう。
でも、「やはり希望金額よりかなり高い!!」というところが第一の感想。
(精一杯希望を取り入れたためでもあるが)
蔵本さんの話ではこれを叩き台として数週間かけて落とせるものと落とせない物の検討していくのだそうだ。
まあ、そのためにプロの設計士に依頼しているのだから。
納得のいくまで検討したい。
概要を聞いて後日一次検討結果を報告する事とした。

予備知識として施主向けの見積もりの見方・出し方の雑誌を図書館から借りてきて読んだが簡単には理解できない。この辺が素人のごまかされやすい所だろうか?
また、他のハウジング本やオープンシステムで出来た住宅の建築費を表にして比較検討してみた。
結論から言うと我が家の場合木工事、照明機器がかなり高い、金属建具(ガラス含む)、電気設備、給排水設備が少し高いという所か。
このあたりを重点的に検討していくとするか。
早速、女房は図面と見積書や機器のカタログを見比べながら悩んでいる。
「キッチンの窓がちょっと大きすぎる」とか、「開け閉めに手が届かない」、「照明機器のグレードを下げよう」…など