日本蜜蜂飼育奮戦記    最上部が最新データー  
2009年から挑戦している私と妻による「日本蜜蜂の蜂蜜を食べたい日記」を綴ります。

2016/2/29 「蜜蝋精製」
  薪ストーブで巣を熱湯で溶かし濾して冷やすと薄っぺらな蜜蝋の上澄みが採れます。
まだ巣の破片が残っているので再度湯煎をしてカスを分離します。
上手く仕上がったのと若干カスが残ったのと・・・。これは再精製します。
色も濃い目のと薄いのと色々あります。
出来上がった蜜蝋は蜜蝋ワックス(自然素材のワックスなので無垢の木地製品やテーブル等に塗る)やハンドクリーム、リップクリーム、入浴剤等に加工したり、
高価な蜜蝋ろうそくになります。
日本蜜蜂の蜜蝋は大変貴重な物です。 
   
   
2016/2/13 「垂れ蜜」
 日本蜜蜂の蜂蜜を頂くため精製処理中(巣と蜂蜜に分離、浄化)です。
蜂蜜を採るには通常は遠心分離器を使いますが我が家はそのような文明の利器がありません。
なので巣の蓋をナイフで削いで網ざるに入れて自然に垂れるのを待ちます。
今回の蜂蜜は糖度が高く全ては落ちないので最後は手で搾り採ります。何万匹の蜜蜂が命を懸けて収集した蜜を疎かにできません。
搾って貯まった蜂蜜を木綿やガーゼなどで濾して巣のカスや花粉などを除去して精製が完了します。
西洋蜜蜂はレンゲならレンゲのみ、みかんならミカンだけと単一の花から蜜や花粉を収集しますが日本蜜蜂は収集する花が一定ではないのでまろやかな味と香りがします。
そのため百花蜜とも言われます。
   
2016/2/12 「蜜蝋作り」
 蜂蜜を採った後の巣は薪ストーブで溶かして蜜蝋を精製します。ちょっと匂いも強くてグロテスクな感じですが数回精製を繰り返したら純粋な蜜蝋が僅かですが採れます。
蜜蝋はロウソクやワックス、ハンドクリーム等にも加工できます。  
2016/2/11 「凍死」
 日本蜜蜂の様子を見に行ったら大変なことになっていました。
1月下旬の大寒波で凍死したようで4群のうち3群が全滅です。8年ほど日本蜜蜂の養蜂をやっていますがこんなことは初めてです。
巣を出してみたら固まって死んでいました。防寒対策をしてやれば良かったです。かわいそうな事をしました。  
 
2015/9/13 「副産物」
 秋になると蜜蜂を狙ってスズメバチが襲います。
ワイフが時々捕獲しています。
  スズメバチ酒は滋養強壮効果があると言われ我が家では数年前から作って飲んでいます。
主に+梅酒+マタタビ酒でカクテルしていますが疲労回復に最適です。
生きたままでリーカーに入れるので刺されないよう細心の注意を払って・・・。

2015/9/16「採蜜」 
  今年で4年目の蜜蜂の採蜜です。
場所代、掃除代として少しだけ分けていただきました。
今年は逃去があり新しい巣が多いので4年目の巣箱1群のみの採蜜です。 
   
   
2015/7/6
   今シーズンの日本蜜蜂捕獲は3勝-2敗でした。3勝の内1群は金陵辺による自然入居2群は蜂球捕獲です。2敗は蜂球捕獲したものの数日で逃げられました。ただ、今まで飼っていた群の中で2群が逃亡(巣虫の繁殖で)したので差引1増というところです。先日逃げた巣箱を掃除したところまだ引越しの最中だったようで少しだけ蜂蜜が頂けました。精製途中の為糖度が低く発酵しやすいので長期保存は出来ません。早めに食べます。
     
     
2014年9月25日「蜜蝋精製」  
 今年の採蜜は9/21に行ないましたがA0,B0群の最上段巣箱からはほとんど蜜が採れませんでした。また、B1群は逃亡したため蜜がありませんでした。野原に置いたA1群のみ採蜜できました。
蜜蝋だけは
摂りたいと思い、ロケットストーブで精製しました。   
     
     
2014年7月30日「暑すぎる巣箱」  
 数日前から飼育中の日本蜜蜂B群が暑さのため巣箱の外に多数出ていました。
昨日、巣箱の内検、掃除を兼ねて底板と防虫網付きの物に、巣門枠を広めの物に変えてやりました。
「♪〜♪喜んでくれるでしょうか?」元の底盤にへばり付いていた蜂たちはぞろぞろと巣門へ向かって行きます。
 
     
 2014年5月24日「A群初の分蜂群ゲット」
 畑で野菜の苗物を植える準備をしていると、一昨年捕獲したA群(群分けする為に付けた名前)が分蜂し始めました。A群の横にある高い柿の木の3mほど上の幹に蜂球を作りました。A群は昨年分蜂しなかったので今回の分蜂は大きく強群のようです。
予備の箱が底を付いたので待ち箱用として設置した巣箱を2Km先から持ち帰り捕獲したA1群を入れました。今年は運よく分蜂に立ち会えて捕獲できラッキーでした。
今年たくさん咲いたチヤイブはニホンミツバチの格好の蜜源のようです。たくさんの蜜蜂がこの小さな花弁に頭を突っ込んで蜜を吸っています。   
     
2014年5月6日「分蜂群2群ゲット」
  昨年春捕まえた日本蜜蜂の1群(B群)が今回5/1と5/6の2回に渡りの2回に渡り分蜂しました。
・5月1日の時は親戚に敷地に巣箱を置かせていただいて帰った夕方、何気なく巣箱近くの柿の木を見たら蜂球になっているではありませんか。
  何時飛び立つか分からないような状況でしたので慌てて待ち受け箱を持ってきて落とし込んだら右目じりを刺されてしまいました。
・5月6日は休養日だ!とクリーピングタイムに集った蜜蜂を眺めたり、畑脇の芝生で椅子を用意してのんびりしていました。
 午前11時頃巣箱の周りが騒々しいので様子を見たらどうも分蜂のようです。
 今度は用意周到に防護網をかぶり、数日前に咲いたキンリョウヘンと巣箱を準備してました。
 キンリョウヘンの花房が折れそうなくらい固まってきました。 1時間ほどで鉢一杯に蜂球を作ったので鉢ごと箱の上からふるい落としました。
 残ったのは次第に箱に入っていきました。
 昼食はワイフにカップ麺を持ってきてもらい食べながら監視です。
 今日(5/8)現在せっせと出入しているので逃去することはないでしょう。
     
 
栗の木下に設置

2日目の朝

1日後(3日)大分よくなりました

5/6
 
 
巣枠用の巣箱(巣枠は取りました)

カップ麺をすすりながら監視中

 ほとんど入ってしまいました


5/1に10Km離れた親戚の空き家の玄関前に設置した待ち受け箱

クリーピングタイムに集った蜜蜂
   2014年4月1日「皆んなで巣箱作り」
  先日の自治会総会後の懇親会で意気投合して決めた蜜蜂巣箱作成講習会をしました。
平日の為5名の参加。G大工さんのご指導で重箱式の基本セットを5セット作りました。それぞれ持ち帰って待ち受け箱として日本蜜蜂が入ってくれそうな所に据え付けます。
   
     
   2014年2月25日「蜜蝋ワックス&飾り物」
 Netで京都の老舗山中油店から買った荏油をベースに蜜蝋ワックスを作ります。自然素材で出来ているので木の塗膜用として人気が有り人にもやさしいワックスです。自家製蜜蝋が初めて役立ちます。
蜜蝋を湯煎しながら荏油を混合します。もちろん薪ストーブで。
蜜蝋は65℃位で解けるので荏油ときれいに混ざります。100均で買ったタッパーに入れ固めます。冷えたら液体が固体に変化します。これも蜜蝋のお陰です。
 次は1月に作った額縁(使い古しのまな板をくり貫いた)に柿渋を塗ります。少しだけ赤みが出ました。もう一度重ね塗りすべきかな?
柿渋が乾いたら蜜蝋ワックスを薄く塗りこみます。つやが出て良い感じになりました。
 タイル版を貼り付けて壁飾りが完成です。今回はトイレの壁面にぶら下げました。
昨年イギリス旅行に行った時ウインダミアのB&Bのトイレにステキなタイル版が飾ってあったので真似をして見ました。
     
     
   
2014年1月25日「巣箱の準備」
 この時期は積雪の為、外での作業が出来ないので屋内で出来る事をします。
ここ3日程は蜜蜂の巣箱作りです。
もう2群は増やしたいのでその準備です。
少し風化させた厚さ30mmの杉の板を切って重箱式の枠を作ります。
また天井盤、天井盤と重箱の間に入れるスノコ、巣門用の枠などを作っておきます。
2セット作りました。

この後は入居率を高める為に蜜蝋を少し塗っておきます。

昨日は日野総合事務所に蜜蜂飼育届け(今年から届けが必要)を出してきました。
 
 
2013年12月25日「冬場の蜜蜂達」
 雪が降り始め、蜜蜂達には過酷な季節となりました。でも晴天の日は活発に出入して少ない蜜源を探して花粉を集めているようです。
日本蜜蜂の寿命は約1ヶ月位との事。普段はどこに死骸があるのか分かりませんが雪の降っているこの時期は巣箱の前に多く散らばっているのが目立ちます。巣箱から放り出すのでしょうか?
寒いからと言って特別な防寒対策はしませんが巣門は狭めて風の吹き込みを和らげてやります。
   
     
2013年12月8日「蜜源」
 この時期日本ミツバチの数少ない蜜源の一つのびわの花が少しづつ咲き始めました。この木は納屋の西側にあり、巣箱から数十メートル離れているだけです。
以前、実が成らないので切ろうと思いましたが蜜蜂の為に残しました。
 その蜜蜂達はこの時期でも暖かい日は盛んに蜜を求めて出入しています。
雨の日や寒い日はまったく出てきません。でも、トイレの時は出て行きます。ちゃんと外でしてくるのです。外と言っても巣箱の板とか周りの木肌などですけどね。黄色っぽい点のようなうんこです。

  巣箱も栗の木の葉がほとんど落ちたので日差しが注ぎ暖かそうです。しかし、その内雪に埋もれてしまいます。
     
2013年10月10日「採蜜」
 昨年は9月中旬の採蜜でしたが今年は忙しくて遅れました。
2年目を迎えたA群は糖度も高そうで濃い色の蜂蜜が採れました。
今年の5月捕獲したB群はとても元気がよく継箱も3つ目が一杯な程です。天井盤のスノコの作り方が悪く
隙間にも巣を広げていました。
これで今年も蜂蜜は自家製で賄えそうです。
蜜蜂さんに感謝!!   

栗園にあるA群

雑木の下にあるB群

B群の最上部箱を切取った2段目部分
2013年7月22日「継箱」
 先日、たくさんの蜜蜂が巣箱の外にいるので内検したら巣体が底板近くまで伸びて入居する余地が無くなっていたようです。
巣箱を増設してやりました。1群目は底板に巣虫が居ましたが交換して5段目(昨秋に最上段を採蜜済み)、2群目
は4段目です。
この暑さなので底板に穴を開けて通風をよくする共にに巣門も広いのに替えてやりました。
暑さに負けずどちらも頑張っています。 
   
2013年6月22日「最近の蜜蜂達」

 「2群目Get」
5/12 昼前、自宅横の畑でレタスの苗を移植中、知人が「蜜蜂が梅の木に蜂球を作っている」と知らせてくれました。
早速、待ち受け中の巣箱を担いで神社横の梅の木まで馳せ参じました。 どうもお宮の杉の大木のウロにいる蜜蜂が分かれたようです。
手製の網ですくい取り巣箱に落し込みました。まだ残りが固まっていますが女王蜂さえ巣箱に居れば他の蜂も次第に入ってくれるでしょう。
夕方まで巣箱は此処に置いて7時ごろに1群目から50m程はなれた落葉樹の下に設置しました。

キンリョウヘン」
 5/21 4年ほど育てていたキンリョウヘンに初めて花がついた。早速待ち受け用の巣箱前においたけど分蜂時期は終わったかも・・・・。

役立たずは出て行け? 
6/22 1群目の巣箱から雄蜂が追い出されていました。何故でしょうか?
雄蜂の仕事は女王蜂と交尾することと新しい巣の場所探しくらいで普段は何もしないそうです。
役立たずになったから追い出されているのでしょうか?
   
   
2013年4月8日「花の季節」

 春はみつばちさん達の活動の農繁期です。
遠くに行かなくても数メートル先に野草や畑の菜の花、花壇の草花等が次第に増えてきました。
昨秋に蜂蜜を採取したのでチョット心配でしたが、外から見た限りでは巣門が狭いくらいに出入しているので
大丈夫のようです。
 それよりも分蜂するのではないかな?と思われるくらい活発に出入しています。
昨日は25℃を越える暖かさの為、巣の中へ風を送り込む蜂さんたちが巣門の周りにたくさんいました。
隙間隠しをしていたガムテープを取ったら空気が循環しだしたのか扇風機役の蜂さんは減りました。
蜜蜂も敏感なものですね。
何時までも見ていて飽きません。椅子を持ってきて眺めていたいくらいですね。

 
 
2013年3月9日「活動開始」 

 3/8はみつばちの日でした。
 我が家の蜜蜂たちもこの暖かさで元気良く飛び回って何処からか花粉を運んで来ています。
蜜蜂には花粉症は無いでしょうね。
 昨秋に初めて採蜜をしたので越冬用の蜜が足らなくないりはしないかと少し心配でしたが元気なようです。

 
 
2012年9月19日「採蜜&スズメバチ酒 

 蜂蜜の採取をしました。2群の内、小群の方は巣虫が居た為か巣が小さく重箱の最上部のみ8cmほど切ったのですが一部の巣が落下してしまい、2日目には逃亡していました。
強群の方はしっかり大きな巣になっており安心して重箱上部を15cm切取れました。
重力を使った自然落下(垂れ蜜)や調理用遠心分離機を使って採蜜した後はガーゼで絞り取ります。
味はさっぱりとして思ったほどの癖が無いのでホットケーキや食パンに塗ったり、ヨーグルトの甘み付けとして重宝しています。
日本蜜蜂の蜂蜜は採蜜が年に1回しか出来ないのと大規模な飼育が難しいので流通量が少なく大変貴重品です。
巷では100gで1000円以上で取引されています。西洋蜜蜂の蜂蜜の10倍くらいです。
今飼育しているのは1群のみとなりました。スズメバチが盛んに攻撃を仕掛けてきますので妻が時々見張りをして捕まえてはブランディーのビンに押し込んでいます。
私も生け捕りしたのをビンに押し込もうとしたら右手の親指を刺されて猛烈な痛さでした。
蜜蜂さんも貯めた蜂蜜を根こそぎ取られたので冬に向けてせっせと飛び回っています。
ブランデーに漬け込んだスズメバチ酒も「不整脈、前立腺肥大、自律神経失調症、リウマチ、抗アレルギー、痒み止め、不眠症、疲労回復、滋養強壮、神経症、喘息、美肌効果」など効能が多く、
1日に盃1杯くらいをそのまま飲むと良いそうです。
3ヶ月ほどしたら飲めるようですので早速試してみたいと思っています。
 

 
強群の巣箱
 
このままでは垂れないので蓋を削ぎ取ります。
手前は小群の巣で先端は卵を生んで育てる部分です。まだ空でした。 

蓋架けされたところは糖度が充分です 

搾り取った後、蜜蝋を作る為保管しておきます

自然に垂れた蜜と搾り取った蜜は分けてビン詰めします

ホットケーキで食べてみました

スズメバチ捕まえて皆で包んで熱殺します

蜜蜂の天敵スズメバチのブランディー酒
2012年8月31日「スズメバチ」 

 そろそろ蜂蜜の採取をしたいと考えています。ただし、今年の5月中旬に分蜂した新しい巣の為、もう少し遅らした方が良いかもと思いす。
8月に入った頃からスズメバチの襲来が多くなってきました。日本蜜蜂はその為集団で防御の体制を敷きます。その一つではないかと思われる行動を撮影しました。
左画像:巣箱底板の裏側に数珠繋ぎになってぶら下がっています。スズメバチが襲ってきたら集団で取り囲み熱で殺すのです。実際そういう行動を先日目撃しました。
カメラが無くて撮影できませんでした。
右画像:巣門の前でも多くの番兵がスズメバチが巣の中に入らないよう見張りをしています。スズメバチが近づくとみんなで羽根を震わせて威嚇します。 

 
   
2012年7月20日「巣箱増築」 

 先週の雨続きの時、蜜蜂の巣箱(追加用重箱)を作りました。厚み35mmで製材後3年間風雨に当っていた杉板です。
内検したところ上の2つの箱(黒く焼いた部分)下部まで5層出来つつありました。
巣門も以前のものは幅が狭かったので暑い夏を迎えるに当り倍の広さにしてあげました。
蜜蜂さん居住空間が増えて大喜び?です。
下2段が追加した巣箱です。 重箱の作成方法は「週末養蜂家のニホンミツバチのおいしいはちみつ」 様のホームページからいただきました。
材料さえあれば割りと簡単に作成できます。 

   
2012年5月17日「分蜂群2つ捕獲 
 2年前逃去して以来、待ち受け箱を設置しても入ってくれず、キンリョウヘンもまだ咲かないので分蜂群も寄り付かず、半ば蜜蜂飼育は諦めかけていました。
その日、5/17は町内の老人介護施設へ園芸福祉のボランティアに行く予定でした。
 早朝、近くの知人から電話が掛かってきました。「うちの蜜蜂が分蜂したようだ。近くの梅の木に集っている」との事。(左画像)
早速、防具と巣箱、網を持って馳せ参じました。右画像のような状態でした。まだ蜂の数が少なくどんどん集まってきています。待っていることが出来ないので網ですくって巣箱へボトンと入れました。
ホント、塊がラグビーボール位の大きさで網から箱に入れると「ドサ」と言う音がします。
半日ほど巣箱をそのままにしておきました。女王蜂が入っていれば残りも入ってきます。(中画像)
午後、用事を終えて行って見ると、もう一群分蜂して今度は柿の木の枝にぶら下がっているとの事。朝のよりも大きいようです。
これも同様にして捕獲。
夕方、我が家の雑木林の中に設置しました。(右画像)
今日(5/21)も様子を見ましたがどちらの蜜蜂も元気良く蜜や花粉を運んでいるようです。
2群とも確保できたのは大変ラッキーでした。
こちらの方の長屋の床下に以前から日本蜜蜂の巣がありそれが分蜂したものです。
     
 2010年9月6日「逃去していった蜜蜂たち」 
 あれから数日後様子を見に行ったら巣箱はもぬけの殻になっていた。
8/20の記載でチョット懸念したがやはり現実の事となった。
がっくりだ。
巣をよく観察するとかなり巣虫の荒らされている。
それだけの原因かどうかは分からないが・・・。
月一回は掃除をしてやっていたけど・・・。
まったく蜂蜜は無かった。10数個の幼虫がいた程度。
仕方が無いので蜜蝋作りをした。
何回か粕取りの煮返しをしたがもう少し精製しないといけないようだ。
しかし、なにぶん猛暑の時期にストーブでぐつぐつ煮るため暑くて熱くて・・・。この続きは涼しくなってから・・・。 
来年はこの蜜蝋と育成中の金両辺で一つだけでも捕獲したいなあ〜。
   
 2010年8月20日「蜂蜜採れず」 
 昨年は蜜蜂の充実を計ろうと思い、採蜜を断念して、満を持してこの夏を迎えた。
しかし、7/7の記録でも書いたように6月ごろから箱が軽くなり、採蜜の可能性は薄かった。
原因を調べるため重箱の最上部を切り離したところ、巣に穴が開いたり欠けたりしている。これは巣虫が荒らしたのだろうか?
ひと月に一回は掃除をしていたのだが・・・。
蜜蜂はまだいるがこの状態ではその内消滅するかも?
微かな、望みを持って二段目の上に蓋を付けて巣虫の掃除をして様子を見る事とした。
来年のために空の巣を溶かして蜜蝋だけでも作ろう。
 
最上部の箱を切取って裏返したところ
 
二段目の箱、右側は巣虫に荒らされて無くなっている
 
切取った巣、蜜も子も無い
 2010年7月7日「分蜂群捕獲できず」 
5月から監視していたが7月に入ってしまったので分蜂群確保は不可能だろうか。
折角巣箱をたくさん作って準備したのにがっくりです。
それに追い討ちを掛けるようはことがありました。
一昨日巣箱の掃除をしてやろうと持ち上げたところ5月の時より軽いのです。
蜜蜂の数もいつからか少なくなったような感じです。
監視が出来ていない時分蜂したのだろうか?そうだとしたら残念です。
ただ、重箱式の巣箱の底に付くほど巣を造成していたので継ぎ足してやらないといけないようだ。
この世界もそんなに甘くは無いということかなあ。
今日、山田養蜂場のKさんからEメールをいただいた。
その中の話では今年の春の西洋蜜蜂の蜂蜜は大不作だそうだ。日本蜜蜂分蜂群の回収依頼も少なかったとか。
4月の天候不順が影響しているのかなあ・・・。
まあ、自然を相手にしているのだから一喜一憂してもしょうがない。
少しずつ経験を積んでいくしかないかな。 
2010年5月31日「蜜蜂さんの考え」 
 分蜂の可能性がある日は我が家の巣箱と近所の自然巣2箇所を午前、午後と2,3回様子を伺っているが動きそうな気配はあるもののまだ女王蜂さんは分家しないようだ。(私が居ない間に分蜂したのかも)
8チャンネルの様子だと全国の皆さんかなり捕獲しているようだが我が家はまだ1つも捕れていないのです。
天候が不順でかなり涼しいので蜜蜂さんためらっているのでは??と思って待っているのですが・・・。
でも、暖かくなる午後は盛んにつつじや野草、最近気が付いたが我が家のシンボルツリーのヤマボウシの葉にも集っている。
この、やまぼうしはメープルリーフと同じで甘い樹液を持っているようだ。
蜂以外に蟻、ハエ、蝶等が集まっておりうるさいほどのたかりようだ。
 
 2010年5月9日「大忙し
  色々な花が咲き乱れる春のこの時期は蜜蜂にとっては最高の忙しさでしょうね。
 ご覧のように庭のクリーピングタイムにもたくさんの蜜蜂が小さな花びらの中にある蜜源に
口を突っ込んでいます。庭のタイムだけでも100匹以上飛んできているでしょう。
そのほかの草花、各種イチゴの花、田んぼにはレンゲ、クローバー等蜜源がいっぱいあります。
たくさん集めてほしいものです。
分峰の時期をチェックしているのですがまだのようです。
 
 2010年5月1日「待ち箱設置」
  蜜蝋を塗り、外側をガスバーナーで焼き上げた巣箱が5個完成した。
我が家のミツバチ巣箱の両サイドに1個づつ、近所の軒下に作っている自然巣の近くに2個、お宮の杉の木の洞に作っている近くに1個置いた。
これで入るとは思われないので分峰群を見つけたら捕獲して入れるつもり。
昨年秋に買った金両辺は今年は花が咲かないので使えない。さあ、何群捕らえられるかな。
     
我が家のミツバチ巣箱2年目元気良く動いている
 
両サイドが待ち箱
 
倉庫の待ち箱
 
近所の座の下の自然巣
 
お宮の杉の洞の自然巣
 
廃屋軒下待ち箱
 
金両辺はまだ咲かない
 2010年4月22日「蜜蝋Get」
  養蜂に関しては素人なので色々試してみたいと思っている。巣箱の作成がほぼ終わった。重箱式が2個、巣枠式が3個出来た。
これから5月末にかけて如何にミツバチを巣箱に入れるかだ。インターネットをサーチしていると日本蜜蜂を捕獲する方法も色々ある。金両辺というランの花、待ち受け箱、分峰群を探す等・・・・。
蜜蝋を巣箱に塗りつけておくことも効果的らしい。
先日、京都丹波の方の「週末養蜂家のニホンミツバチのおいしいはちみつ」というHPを見つけた。蜜蝋も販売して頂けるようだ。最近、蜜蝋は手に入りにくくなっており特に春は品薄らしい。
ヤフーオークションから直ぐ注文・入金したら1日で届いた。超速い対応だった。(管理者のSiga様ありがとうございました)
おまけに養蜂指南書のソフト(PDFファイル)もメール添付で頂いた。
今日届いたが、蜂蜜も50g一緒に注文しており、妻が昼食にマフィンを焼いていたのでグッドタイミングで付けて頂いた。蜂蜜特有のしつこさが少なくさっぱりとした味で美味しかったです。
今年から我が家でも蜂蜜が採れるのでしょうか?
飼育一年目のミツバチ達も元気よく花粉を集めています。これからは毎日分峰群確認が必要でしょう。
巣箱の周りは水仙やスモモの花が咲き乱れています。その内我が家の田んぼのレンゲやクリムソンクローバーが咲き始めます。
最後の画像は日曜大工用トリマーで巣枠に巣礎を差し込む溝を作っています。巣枠は山田養蜂場で買った材料で10枚組み立て、自分で材料を加工して12枚作成した。
この巣枠に蜜蝋を塗り、上部に数センチ巣礎を差し込むと完成だ。重箱式は巣門の辺りと巣箱の上部に蜜蝋を塗る予定。
 
   
2010年4月8日「山田養蜂場見学」
  今年、分峰群を増やす予定で巣箱を作っています。重箱式を1個作ったが採蜜時扱いにくいようです。
今後、増やすことを考えて本格的な巣枠式を2つ作ることにしました。
インターネットでは今一分からない。巣枠の形状や作り方、巣礎(巣の元になる板状のベース)が必要等など。
ということで岡山県の鏡野町にある山田養蜂場さんへ教えてもらいに行きました。自宅から約90km中国道を飛ばして90分。
且R田養蜂場は日本でも有数の蜂蜜専門業者、販売者さんです。ただ、通常扱っているのは西洋蜜蜂なので巣箱や巣枠も日本蜜蜂よりも一回り大きい。基本的なところを色々教えていただき、巣枠と巣礎を販売してもらいました。
養蜂部のK様
繁忙シーズンにもかかわらず丁寧に教えていただきありがとうございました。
 その後、隣の山田はちみつ店に行きお土産を購入。
その店の外壁際で飼育されている蜜蜂たちの様子が見られるようになっておりとても興味深かったです。
往復の中国道ドライブは天気もよく桜も満開で爽やかでした。

株式会社山田養蜂場正門
 隣の蜂蜜店  
 2010年2月21日「ミツバチの飼育7」
やっと暖かな日差しが降り注ぐようになった2月下旬です。
暖かいと蜜蜂たちも活動を始めます。
本能とはいえたいした者です。私達も見習わなくてはいけません。
ご覧のように発泡スチロールに茶色のシミが沢山付いています。
これが蜜蜂の糞だそうです。
活動シーズンは動き回る範囲で撒き散らすので分からないようですが冬場はほとんど外へ出ないので
排便時だけ近くでするようです。そのため白いものは目立つ訳です。
蜜蜂を飼育する時気を付けないといけない点の1つが民家の近くで飼育する場合は近くで洗濯物を乾すと汚れることです。
給餌用の砂糖水を与えましたがあまり舐めてくれませんでした。
巣箱の中に入れないといけないようです。
 
 2009年12月13日「ミツバチの飼育6」
来年の分峰で蜂群を増やしたいので今年は採蜜しない事としています。
9月〜11月も月一回のペースで掃除だけは行い、巣虫を除去しました。
今シーズンは初雪が11/3と早かった為蜜蜂たちの蓄えは大丈夫でしょうか?
巣箱の板厚が15mmと薄いため発泡スチロールで寒さ対策をしましたが後で色々調べたら、箱を麻袋などで巻いた後囲うほうが良いということでした。人間と同じで湿気が篭るようです。

今は白い発泡スチロールが・・・・。

 
 2009年8月23日「ミツバチの飼育5」
 スズメバチ対策と巣箱の掃除のため覗きました。
継ぎ足した重箱の80%を巣板が覆っており重さもずっしりとあります。
巣門用の底箱を見たらやはり巣虫(ミツバチ蛾の幼虫)が繁殖していました。これが増えると巣房を犯してしまいミツバチは逃亡してしまうらしい。巣の中に進入していないことを願って、底箱を掃除して元に戻しました。
スズメバチ対策用として巣門に6mm目の金網を取り付けました。あら〜、ミツバチが巣門が分からなくて金網の前で入り口を探して戸惑っているではないですか。何匹かは網目から入っていったが頭の悪いやつはホバーリングしながら迷っているようです。どうしたものか?まあ、数日様子見ですね。
   

下から覗いた画像

底箱にいた巣虫(ミツバチ蛾の幼虫)

6mm目の金網で巣門を囲いスズメバチが進入しないようにした
2009年7月5日「ミツバチの飼育4」
 先週の観察結果で巣が箱いっぱいになっていたので重箱式に継ぎ足しを試みました。
木の香りが強いとミツバチが嫌うらしいので使い古した板材を利用して重箱式巣枠、底板1個づつ作りました。
現在の巣箱の下に新たな巣箱を1つ重ねてその下に巣門の付いた底枠を継ぎ足した。繋ぎ目がずれない様に鉢巻の枠を取り付けたら最初に作った巣門が塞がれた為入り口を捜し求めて板の繋ぎ目や元の巣門の辺りに群がっています。
1時間ほどで大多数は新しい巣門を見つけて入ったが数十匹は探せないらしい。
 明くる日も観察したがやはり数十匹は元の巣門の所をうろうろしています。こうして眺めていると何か愛おしくなります。   

黒い箱の旧巣門の所で入り口を探している一群
下が新しい巣門

巣箱を継ぎ足した時は多くのミツバチが慌てふためいて入り口を探していた
 2009年6月28日「ミツバチの飼育3」
 毎日せっせせっせと花粉だんごや蜜を運んでいますが、もうすぐ2ヶ月になるので巣箱の中が気になります。
今日は中を覗いて見ました。
急ごしらえで作った巣箱のため上蓋方式ではなく据置きのため箱を持ち上げようとしましたがものすごく重い。力を入れてよいしょ!
下から中を覗くとほとんど箱いっぱいに巣が出来ているではないですか!!働き蜂の仕事ぶりに驚きでした。底板は右端が糞などで汚れています。箱全体を少し右に傾けている為です。
綺麗に掃除をして元どうりにしてあげました。驚かしたお詫びに砂糖水の給餌を置きました。舐めてくれるでしょうか?
日本ミツバチは秋に一回だけ採蜜するとの事。あの巣箱からどのように取り出して採蜜すればいいのだろうか??
これからの勉強です。
ひっきりなしに出入りするミツバチ。1〜2匹は門番です。
 下から覗いたところ。箱を含めた重さは10Kg以上はありそう。

底板。右の白っぽいものは糞らしい。
箱を戻すとき数匹が箱の縁の下敷きになり圧死しました。ごめんなさいね。
2009年5月17日「ミツバチ飼育2」
 分峰したミツバチを移住させてから10日程経った。1分間に数十匹の出入りが確認されるので、順調に巣作りが進んでいるだろう。中を覗いてみたいが脅かすのもかわいそうなので我慢しよう。
巣箱は10日前と比べて栗の木の若葉が直射日光を遮り良い具合に日陰になっている。周りには野草や草花等が咲いており、畑のジャガイモやラベンダー、柿木などもいずれ花を咲かせるので蜜源には事欠かないはずだ。
そう思っていると周辺の草刈をする時、花が咲きそうな雑草は刈り取らずに残してしまう今日この頃の私です。かわいいミツバチさん達のために!!。 
 
     
2009年5月5〜6日「ミツバチの分蜂」
  昨日、畦の草刈をしているとやけにミツバチが寄ってくる。見上げると近くの空き家軒下にミツバチが玉になっていた。「あっ、分峰だ」初めて見ました。話に聞くところでは「2〜3日で新居を見つけていなくなる」とのことなので草刈を中断。家に帰りHP検索し、捕獲方法や巣箱の作り方を探す。まず、甘い蜂蜜入り水で巣箱におびき寄せる方法を試みるも夕方になっても見向きもしない。
翌日、第2案の捕虫網ですくい取る方法に変更し、ゴム手袋とネット付き帽子で防護して行って見ると「あらまあ〜」居なくなっていました。
しかし、2階の軒下にも昨日より大きい玉がありました。空き家のため許可なく2階に上がらせて戴き、恐る恐る窓を開け捕虫網を差し出して引っ掛けました。「ずっしり」とした重みが腕に伝わってくると同時に「ぶわぁ〜ん、ぶわぁーん」とこれこそ蜂の巣を突いたような・・・ではなく突いたので網の中に入っていない蜂が大量に私たちの周りに群がってきます。一瞬硬直状態の後すばやくダンボール箱に網の中の蜂を入れ蓋をする。
巣箱は河原の栗の木の下に設置。段ボール箱から巣箱へ移すのが上手くいきませんでしたが時間が経つと共に次第に巣箱の中に入っていきました。
女王蜂は中に居るのでしょうか?居なかったら働き蜂達もそのうち居なくなるのでしょうか?
蜂蜜と蜜蝋が取れる日を夢見て・・・。これから楽しみがまた1つ増えました。  

おびき寄せは失敗
 1つ目の分蜂玉  
巣箱に入りきらなかった蜂達

群がる蜂と段ボール箱に残った蜂達