我が家の新築奮戦記
Chapter6.現家屋解体

1.解体までの準備

3月29日(土)
1ヶ月程かけて仮住居を確保して移転し解体・整地をしていく。
今日から当面不要な家具やまだ利用価値のある建具等を保管する場所を作るため農具やわら置き場として使っていた納屋の2階を整理した。

4月2日(水)〜8日
母屋と棟続きの長屋を仮住まいとするため押入れ等の整理を始めた。
高校時代の教科書、音の出ないオープンリールデッキ、ボーリング大会の優勝トロフィー等どうでもいいものばかり、中には独身時代好きだった人?からの手紙などが出てきてついつい読みふけってしまった。
軽トラックで6回、可燃物から不燃物・粗大ごみまでを町の清掃センターへ運んだ。
一応それぞれ分類して運んだがタンスやスキー板、三輪車・壊れた炊飯器・ポット・・・・など安い料金で引き受けていただき助かった。
まだまだ不要物が出てくると思うといささかうんざりではある。

4月2日は30数年間一家だんらんの生活と雨・風・雪や寒さ・暑さから守ってくれた家屋に感謝を込めて氏神様にお払いをしていただいた。
魚2匹、果物3種、野菜3種、米、塩、お神酒、水、・・・を御供えして家族で玉串を奉げた。


4月23(水)
明日から現家屋の解体を始めるためアゴウ電工さんに電気配線の変更をしていただいた。
仮住居を母屋の隣の長屋にしたため冷蔵庫やテレビ等の各種電気製品のコンセントや照明機器の配線である。
これで仮住居に移転して解体の作業に入れる。

4月24日(木)
今日から少しずつ長屋へ引越し作業である。
まず、キッチン・ダイニング、その後両親の寝室荷物など28日まで掛かった。
でもまだトイレはそのままのため不自由である。
特に父親は体が少し不自由なため「かわいそうだなあ」と思う。