我が家の新築奮戦記
Chapter3.家作りの第一歩

1.こんな家を建てたい!
2002年5月末 まず、Y設計事務所(注)へセミナー参加お礼のメールを送った。
(注:Y設計事務所とは米子市米原に事務所を構える(有)山中設計さんである)
大きな買い物?である。さて、どう取り組んでいくべきか?
「まず私達の思いを文字に書き出して設計士さんと意思が合うかどうかだろう」ということで、4用紙に7枚ほど思いつくまま(以前から頭に合ったことや勉強してメモしていたことも含め)ワープロ化した。
「顔を合わせてご相談したいが事前に私たちの思いを読んでいただきたい」とメールに添付して送った。
後日電話をして打合わせ日を68日(土曜日)16時と決めた。

早速実家に帰りデジカメで家周りを一通り撮りプリントアウト、以前からあった「空から見た我が家」という航空写真も参考に持っていくこととした。

(南側から) (航空写真)

2.このまま決めていいのかな?
6月8日(土)妻と一緒に山中設計事務所訪問。

お忙しいのに山中社長さんが対応してくれた。休みにもかかわらずこちらの質問に親切かつ熱心に対応していただいた。
セミナーの時にもこちらの思いはかなり言っていたので今回は住宅の基本的考えを明確にし、予算の限度、建築時期等の再確認程度であった。
まあ、これでほぼ契約の段取りが出来たという所である。

一生に一度の大金を使うのに、他の設計事務所や住宅メーカ・工務店の比較検討もせず一方的に思い入れた方だけに決めてもいいのかな…??という気持ちもあったが当初から「設計士経由で自分の思いの入ったオリジナルな家を建てたい」ということを意識していたので少し迷いはあったが決断は早かった。

3.建築委託業務契約

山中設計事務所からメールが入った。
 ※連絡や質問・相談にはインターネットのE−mailはありがたい。
   電話は相手が忙しくてもいなくても一方的に呼び出してしまう。留守でも届くし、なにより記録として残るのである。落ち着いて仕事に取り組める。
   まだまだ、ユーザとビジネスでE−mailが使われてる例は少ないが山中設計さんはこのシステムを最大限活用されているのである。
以下受信メール

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建築士業務委託契約書をつくりました。
Word文書を添付します。

内容をご確認後に調印したいと思います。
・調印の日はご都合の良い日にあわせますが、書面上の契約日は6月17日(月・大安)としましたが、 よろしかったでしょうか。
・契約者は****様としましたがよろしかったでしょうか。
・予定規模は40坪(132u)としました。 ー 第5条
9条、10条の業務は今回は発生しません。

分からないところがありましたら、何でもご質問ください。
それではよろしくお願いいたします。
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それに対する私の質問メール

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山中設計様

質問が少しあります。
1.今回の業務委託契約の範囲について
 ・建設予定地の現家屋取り壊しに伴う業者調整等の業務は対象外でしょうか?
 ・盛り土等整地に伴う業者調整等の業務は対象でしょうか?
 ・新築後のエクステリアの整備に伴う業者調整等の業務は対象でしょうか?

2.契約調印について
 ・契約書は署名、押印して事務所に持って行けばいいのでしょうか?
> ・調印の日はご都合の良い日にあわせますが、
>  書面上の契約日は617日(月・大安)としましたが、
>  よろしかったでしょうか。

  実際の契約調印日が617日より後(1週間程度)になってもいいでしょうか?
  調印日に1回目の支払いをする様準備するのですね。

> ・契約者は****様としましたがよろしかったでしょうか。

 了解です。
3.建築内容について

> ・予定規模は40坪(132u)としました。 ー 第5

 出来るだけ坪数を減らしたい(35坪程度まで)ですがこれは基本設計の中で具体化させていけばいいですよね。

> 9条、10条の業務は今回発生しません。

  了解です。
 ・4条の各種業務の期間は標準的な期間でしょうか?
  基本設計の期間はこんなものなのでしょうか?
  短くしても委託費は変わらないですよね。  

以上です。

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というようなやり取りである。

予定通り契約を行い、さあ、来年秋を目指して頑張ろう。