我が家の新築奮戦記
番外編

その1「木材加工会社見学」

潟激塔Oス様工場&モデル住宅見学

61日(土曜日)西伯町にあるJパネルや集積材を製造販売している会社を見学させていただいた。県内産材木を使いJパネルという杉・桧の壁板や床板を製造されており参考となった。

・県内林業振興の為努力されていること
・集積材が多くの工程(ほとんど自動化)を経て生産されていること
・Jパネルが床・壁・建具等に安心して利用できそうなこと
・モデルハウスの木製建具・床や外の板壁に温かみと新しい感覚のデザイン
 に興味を感じたこと等

ただ、耐久性や価格等が少し気になる所だったが同額の他社建材との比較なら是非これを使いたいと感じた。県内産材を積極的に利用することにより、林業の活性化や森林保護が図れればいいと思う。

その2「リホームでいいのでは?」

築36年の自宅と32年の長屋を壊して新築するのはもったいない。構造物はまだしっかりしているからリホームでいいのでは?
私も改築する事で出る廃棄物の環境保護や木の大切さ、親が苦労して建てた家を改築する事の必要性等の観点からどうすべきか悩んだ。
しかし、これから私達は会社を退職後住む家を決めなければいけない。
なぜこの地なのか?
・冒頭にも書いたが都会暮らしは働き盛りの時だけで充分満足した。
ライフスタイルに合わせ自然の中で農業、林業、園芸をしながら楽しく過ごしたい。
そういうライフスタイルなら実家の地が最適(他では土地から買ないといけない)
なぜ、リホームではだめか?
老人二世帯に合う家(個室は最小限2部屋でいい)
老後を考えバリアフリー、電化住宅の家
リビング・ダイニングにキッチンが続いたフロアプラン
冬の寒さを凌ぎ快適に過ごしたい。(高気密・高断熱、暖房設備必要)
ウッドデッキが欲しい
道路に面した東側を空けたい(今は長屋になっている)
周りの土地や道路と同じくらいのレベル(高さ)にしたい
雪対策(必要最低限の雪かきで過ごせるよう)
等を勘案すると構造物から直す必要が出てきた。
つまりほとんど原型を留めないほどのリホームするか、解体して立直すかである。以上のことから改築を選んだわけだ。費用はリホームより1.5倍くらい高いが…。(リホームより少しは高くても思い切り希望を取り入れた家を建てたい)
土地(畑、田、山)はあるが宅地には難しいので今ある宅地に建てこととした。
ただ、現在の家の構造物や建具等を何とか活用出来ないかと思っている。
梁、柱、アルミサッシ等は今後園芸の事業をやっていく事になった時作業場の資材として利用
瓦は他の土地にある倉庫の屋根に利用したり、作業場の屋根材として利用
一部の木材はウッドデッキの材料や土間用の木材タイルとして利用
その他の廃材は作業場の壁板や木炭にしたい
壁土は泥壁なので畑や空地に還元出来ると思う。
ただし、基礎に使ったコンクリートブロックや屋根材のトタンは産業廃棄物になるかなあ。